2008-10-20

最近の技術と、老人の繰り言

A:
昨日知ったのですが
SDカードの上を行くSDHCカードというのがあるようですね。
サイズは同じなのに、32GBとか売ってますよ。
びっくりしました。
よくあんな小さいところに32GBも入りますねぇ。
ついでに値段もびっくり
32GBだと2万円超えてます。
いらんですけど・・

B:
後で買いに行くわ。
ちょうどそのくらいのメディアが欲しかったし。

しかしなあ、ワシがまだ若かった頃はな、PCに内蔵のハードディスクは10MBで、アプリケーション(マルチプラン(*1)とかじゃ、知らんじゃろう)は馬鹿でかいディスケット(FDのことじゃ、しらんじゃろ(*2))から起動しておったものじゃ。
全く最近の若いモンはなっとらんのう。

A:
で、ホントに買うんですか?

ちなみに昨日、
ネットで4GBのを注文しました
6980円でした。

なんでも、SDの時にはなかった
転送速度のクラスがあって
現在クラス6が最速だそうです。
クラス6だと一気に値段が跳ね上がります。
ボクはクラス4にしました
そんなにスピード求めるほどのハードワークはないので

B:
買うわけないじゃん(急に意味なく東京弁)。

だいたいな、ワシの若い頃はな、PCに付いてるハードディスクもせいぜい10MBでな、最低限のDos(*3)を入れとくのが精一杯。
アプリケーション(DOS文書プログラム(*4)とか)を立ち上げるのにも、いちいち新聞紙大のディスケット(どうせ、知らんじゃろうな)をいれて10分がかりだったもんじゃ。
全く今日日の若いモンときたら破廉恥な…
悔しかったら、AドライブからCドライブにファイルをコピーするコマンド言ってみろ、やーい!

A:
move ・・・

B:
はぁMoveだぁ?
まだまだケツが青いのう。
Moveコマンドは、少し後のバージョンにしか装備されていなかった。
Aドライブのルートに存在するファイルをCドライブにコピーする場合の正解は、

copy a:\ファイル名 c:\

うーん、いいコマンドだ。
見とれる。

A:
それって
Aドライブに元のファイル残りませんか?

B:
勿論じゃ。
しかし君、よくログを見てくれ給え。
「悔しかったら、AドライブからCドライブにファイルをコピーするコマンド言ってみろ、やーい!」
です(ガキだな)。
しかし、もし移動したいのなら、コピー後に元ファイルを「DEL」コマンドで削除だな。
うーん素晴らしい。
ハラショーだ。
実に直感的で分かりやすい操作だな。
凄いぞ、ビル!

A:
DOS/V恐るべしですね・・

B:
まったくだ。
ちなみにDOS/VのVはVGAのVだぞ。
「サインはV」或いは安永航一郎先生による「ボインはV」(*5)の略ではないことに充分留意する必要があるね。

A:
すみません
ちょっと後半部分、話に付いていけません・・・

(*1)
平安時代に紫式部によって開発され、江戸時代中期まで使われた表計算ソフト。
2DD(…懐かしすぎて涙が出る)サイズのディスケット(*2)1枚に入る軽さ。
江戸時代末期の嘉永6年6月6日以降は、別のソフトに取って代わられたため、現在においてはかけらも残っていない。

(*2)
世界のIBM(*6)は、いつも独自路線が好きであり、フロッピーディスクなどという世俗的でチンケな呼称はしていなかった。
「♪ポッケットの中にはディスケットがひとつ」等というように使用する。

(*3)
一般には「ディスク・オペレーティング・システム」の略とされ、大多数の人間がそう信じ込まされているが、ダマされてはいけない。
「ドスで・おどしながら・失敬する(=盗む)」の略で、特に暴対法がらみの特殊な団体に属する特殊な職種に就く人間が用いる隠語のこと。

(*4)
レッドデータブックに載ったあげく、現在においては勿論かけらも残っていない大不人気ワープロソフト。
IBM特約店の営業しか使っていなかったとの証言もある。
IBM独自路線が見事に発露したバカソフト。

(*5)
「巨乳ハンター」をキーワードにして、今すぐググれ!

(*6)
International Business Machineの略であることは、意外に知られていない事実であるが、社名の通り同社の発売する商品は例外なく全てが「機械」である。
決してコンピュータではない。
従って、定期的な注油・スプリングやガスケット等消耗部品の交換・ネジの増し締め・稼働のための軽油供給・オーバーホール等が必要となる。
しかし、どれだけ努力して注油などのメンテをしても、或いはしなくても、ある一定期間を経過すると突如として壊れるのも同社が発売する機械の特徴である。
その期間的目安として、「使用開始後から11ヶ月30日23時間59秒」「使用開始後から4年11ヶ月30日23時間59秒」などがあげられる。
もっと詳しく知りたい方は「Appleタイマー」「Sonyタイマー」「タイマーズのテーマ」などで検索を。

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