2008-09-23

山奥への道

元々温泉に興味がある平均的な男ですから、数は多くないけれども、出来るだけ出かけるようにしています。
温泉で有名な中部某県に棲んでいるのですが、居住する地域は温泉はそう多くなく、寂しい思いをしています。
私は元々貧乏人だからか、一般人が尻込みするような貧乏臭い温泉が好きです。
そんな私が是非行ってみたいのが、
A
東河内温泉

であります。
静岡市葵区(みんな「葵区」に騙されるな。静岡県庁の近くでは決してないぞ)に、非常にいいお湯を無料で楽しめる赤石温泉白樺荘というところがあるのですが、そのあたりの地図を見ると、近くのなあーんにもなさげな所に逆さクラゲ(*)がぽつんとあるのが前から気にはなっていたのです。
ググってみたら、沢山の情報が溢れ出てきました。
ヘッドラインだけ読むと何だか面白そうなのですが、私は敢えてそれらの中身を見るのをやめました。
事前情報なしで行ってみようと思ったからです。
そのうち行って、書き込みたいと思います。

B
もう一つは、星山温泉

であります。
以前、関東某県に棲むやつ(関西出身)に、
「俺んちの近くにびっくりする温泉があったんや」
「やけど、あれ温泉なんかなあ?沸かし直してるけど、お湯は確かに温泉のもんやったで」
「ええか行くなら根性据えていけよ。何でかって言うとな、温泉やのに御家庭用のステン浴槽が一個や。正気を保てよ」
「でな、壁にはファニーな富士山まで書いたる。今日日珍しいやろ」
「熱源は薪や。そこのおっさんが外で薪くべとる。時代劇みたいやった」
「建物全体がめっちゃ怪しくて、且つ崩れそうなんや。廃屋に近い、てか廃屋そのもの」
「山ん中過ぎて、途中で遭難しそうやった」
「やけど、兎に角泉質は最高やったぞ」
「もーぬるぬるのつるんつるん、ちゅーやっちゃな」
「普通のやつやったら、雰囲気だけで腰が引けるやろな」
「ワシはそんなん全然平気やから入ったけどな」
「ビンボなオマエがいかにも好きそうなとこや。よかったでぇ」
こんだけ並べられたら、もう行くしかないでしょ。
この温泉も、ググってみたら沢山の情報が溢れているようですが、やっぱり読まないんだ。
関西男に訊くと、アプローチがめちゃくちゃにシビアだったらしく
「冗談抜きで、一発で行ける保証はあらへんな」
とのこと。
その過程も楽しみたいものです。
ここについても、近いうちに行ってみたいと思います。

(*)
温泉マークの事。
クラゲが逆さまに泳いでるように見えるでしょ。
昔はラブホの隠語でした。

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