前回は、鷲沢風穴の脇にある、廃墟と化した「科学資料館」について擬人化の上敵視するなど、過度に感情的な書き込みとなりましたが、作話症持ちである私の癖ですのでお許しください。
実際の所、この資料館は数年前まではちゃんと開いていましたが、内容は確か、鷲沢風穴周辺地域の地質的資料(岩石とか、地層の断片とか言う類いのもの)が展示されていました。
申し訳ないけど、内容的には「おおっ」と思わせられるものはなかった記憶です。
そんなしょぼい資料館に大上段にも「科学資料館」なる大それた名前をつけるセンスがなかなか気に入っていたというわけです。
という事で、我々中年二人組は「科学資料館」を後にして、ついにご本尊、風穴内に向かいます。
入り口でおばちゃんに400円(内税扱いだと思うが、多分年商制限で非課税の届けでしてるんじゃないかなあ)払い、ドカヘルを借り受け、早速洞窟内に侵入する二人であります。
まあ、この先は一寸ググればいくらでも紹介されている(*1)ので思い切って省略(*2)。
意外にも楽しいという事はお伝えしておきましょう。
要するに、鷲沢風穴の魅力は、風穴そのものはさておき、
・しつこい案内表示
・それら案内表示をふくめ、諸表示に採用された「独特のフォント」
・閉館の憂き目にある科学資料館
・ドカヘル
にあるというのが今回の結論。
今、時間が余って余って仕方ないという君。
そんなだらだらしてるんだったら、今すぐ席を蹴って鷲沢へ飛べ!
大きな地図で見る
そして我々中年二人組と言えば、風穴を思うが侭楽しみ尽くし、次なる脱力観光ポイント(*3)に出発するのでありました。
(*1)
因に、鷲沢風穴はオフィシャルサイトを持っていないようです。
是非、あの独特のフォントで埋め尽くされたサイトを作ってほしいもんです。
尚、参考サイトとしては、1回目に「これやったらアホでも書けるやん」みたいにボロクソ書いたここや、施設内容を簡潔明瞭にまとめたここがあげられます。
勿論他にも数多ございます。
(*2)
かの宮脇俊三さんが書いた本に、冬の日本海で朝、とても美味いカニを大量格安に食した記述がありました。
凡人であればそんな時には、言葉を尽くしてその美味さを表現するものですが、同氏は「美味いものを食べた話など、読者には迷惑なだけだから省略する」(うろ覚えですがそんな感じの表現だった)とやっていて「この人は凄いなあ」と感じたのですが、その真似をしただけです。
なお、次回以降に、同行したM君が撮影したシャシンで使って特集を組む予定です。
(*3)
向かう先はやはり「穴系」「隙間系」です。
H市在住の方であれば「ははあ、鷲沢風穴の近くで穴系か。あのアイスクリームで有名なあそこか。何だつまらん」等と邪推するかもしれませんが、残念。
我々中年二人組は、そんなあなたの邪推を見事に打ち砕くであろう。
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