2009-09-22

特定の女子2名様専用の緊急特集!我々はどこを目指す?

今回はタイトルの通り、ある女子2名様向け専用の特集であります。

<一般の方へ>
該当者以外が読んでも意味はさっぱり解らない筈なのですが、見たいヒトはどーぞご覧下さい。

<ある特定の女子2名様へ>
掲載された写真やテキストをヒントに、我々が向かう場所を当ててください。
市外出身者にはシビアかもしれませんが、頑張れば解るぞ。
なお、ヒントとなる写真には、当然の事ながら「これみせりゃあ、ちょんバレじゃんか」という部分については修正(レタッチして、解らなくする)してあるよん。
では、張り切ってどーぞ!

■目的地へのアクセス
貴女達は、駅前バスターミナルが始発である某路線に乗車します。
我々にとって、比較的馴染み深い路線だと思われます。
乗車して約1時間、料金的には590円でそこには到着します。
降車バス停の名前は「○○○○入口」です
今回は目的が目的なので、車やバイクは使用厳禁。
従ってこの方法でしかアプローチできません。

■集合場所
そのバス停からすぐに神社があります。
これです。

ここの境内に集合いたしましょう。

境内にはこんな掲示もあります。

これがあれば、間違いなく正しい集合地点に来ている事になります。

因に、その神社の近くには、何かの資料館があります(が、開館してないようなきもする)。

■出発
その神社からいきなり登りです。
とは言っても、綺麗に整備された遊歩道を登って行くだけですので、さして苦にはなりません(若ければ)。
若くない私は、この遊歩道の時点でもう、心が折れそうになりました。

■お地蔵さんポイント
暫く登ると、第一ポイントに到着します。
そこにはちゃんと行き先を示した表示があり、迷う事なく目的地の方向に踏み出せます。

表示に従い歩き始めると直ぐに、こんなお地蔵さんがいる場所に来ます。

可愛いでしょ。

このお地蔵さんを使う事で、何かが判明しますので、当日は是非試してみてください。

そしてそこからの風景はこんな感じです。

すぐ下に何かの建物、遠方にも何か見えます

■本格的登山開始
お地蔵さんポイントの出口にある杖を手にして、暫く舗装された車道を歩きます。

そして車道の右側にこんな表示が出てきますので、それに従い右方向に入って行きます。

ここからがついに、ホントの「登山」になります。

■休憩ポイント
山道のすぐ下を、樹木には遮られてはいますが舗装された車道が通っていて、時々聞こえてくる車の音が鬱陶しいですが、まあそれを無視してとことこ歩いて行きます。

すると、こんな構造物が見えてきます。

なんだが、インディアンの砦みたいですね。

眺望の良い所なので、ここで休憩して、早速少し飲みましょう。
この場所の名前は「○○月峠」というらしいです。

■更に歩くと…
こんな場所に出てきます。

しかし、表示に反して、その場所は木に囲まれており、書いてあるような夕日が見えるとはとても思えない…

■更に歩くと…
まあ、緩い勾配のある山道が続きます。

多くの部分は、こんな感じの比較的歩きやすい緩やかな道ですが…


写真では解りにくいですが、こんな感じで数カ所結構シビアな場所があります。

これよりもシビアな場所が、そうだなあ、あと3、4カ所くらいあったかな。
従って、キャラバンシューズ程度の履物は必要かな。
スニーカーだと少し辛いかも。

部分的にはコースがこんな感じで分かれてたりします。

左に行くと「はりきりコース」、右に行くと「らくちんコース」というわけです。
私は、行きは「はりきり」帰りは「らくちん」を通りましたが、要するにどっちも山道で、しんどいです。

このように案内表示がなく、ただ黙って別れているだけの道もあり、判断に迷います。

迷いますが、結果的には合流してしまうようですので、遭難する心配はあまりないようです。

■更に歩くと…
山道の一部が私有地を通ってる部分があります。
そしてそこは仏像の集団です。

この周辺はこんな感じで、仏像やそれっぽいガラクタがたあくさん置いてあり、独りで通ると一寸恐いです。

■ついに念願の山頂へ
てな感じで、バス停から降りてから約6キロ、時間的には1時間30分から2時間程度歩くと、山頂に到着します。

出迎えるのは、彼らです。

なんと、うり坊であります。
山頂にうり坊という、まさに神をも恐れぬ組み合わせであります。
うり坊が2匹、にこやかに私らを迎えてくれます。

しかしなぜ「山頂」という、かくも住環境の劣悪な所に猪が住んでいるのかは、私には解りません。
その住環境のせいかどうかは知りませんが、彼ら2匹はじっとしていて、全く動こうとはしませんでした。
まるで置き物のようです
写真には写ってないですが、手前側には彼らの親とおぼしき猪が1匹静かに佇んでおり、こちらも全く動こうとはしません。
その親は無惨にもシッポをもがれていかにも痛そうなのですが、それを表情にも現さない所、かなりの我慢強さをお持ちとお見受けしました。
どちらにしてもみんな動かない。
わたくし、山頂に小一時間いたのですが、彼ら3匹とも微動だにしませんでした。
全くこの世の七不思議と言わざるを得ません。

というわけで、せっかく山頂まで来たのですから、ここで本格的な宴会をするしかないと思われますので、当日はそれなりの仕込みが必要ですね。
皆様お願いします。

親子猪を観察しながら、まあ、ついでに眼下に広がる素晴らしい景色を見て(ホントに素晴らしいかどうかは解らないけど、山頂からの眺めを表現する一般的な比喩を使ってみたかっただけです)、盛り上がるといたしましょう。
酒池肉林状態が目標であります。

■山頂のしるし
で、せっかく山頂に山頂に来たのですから、酒池肉林で盛り上がるだけでなく、それと解る標識と共に記念写真を撮りたいものですね。
私もそうしようと思って探したのですが、なかなか見つかりません。

やっと見つけたのがこれ。

公的な表示は他に一切なく、誰かが暇つぶしに作ったんじゃねえかという感じの、ハンドメイド感覚溢れるこの標識だけ(*)。

これ、結構小さいですし、これと一緒にシャシンに収まるのには、ややシビアな場所にくくり付けられてます。
公的な表示が一切ないと言えば、山頂のくせに、三角点もないなあ。

以上。
という事で、ヒントは終わり。
文中イタリック体になっている部分は、場所を特定するのに特に有用と思われる部分です。
ヒントの一部には、Googleマップ等の昭文社ベースのサイトを見ても絶〜っ対に解らないものもあります。
そんなときには、ここを参考にしてみてください。
この周辺にあるというのが最終最大のヒントです。

ちゅ〜ことで、我々が目指しているのは、どこにある何と言う山でしょーか?
では、回答お待ちしていまーす。

(*)
この写真に写っている標識には、目指す山頂の標高と思われる「424m」という表記がされていますが、これは正確ではありません(だから敢えてレタッチしてないのです)。
これは恐らく、目指す頂上の北東(ルート的に言うと、山頂に到着するやや手前)にある三角点の標高である「423.9m」を四捨五入或いは切り上げて記載していると思われます。
目指す頂上の標高はもう少し、10m弱高い所にあります。
繰り返しますが、山頂には三角点はありません。
あーあ、これってマジで大ヒントだよ。

(下山記)
今回は、来るべき「飲んだくれ登山」のための下見だったので、当日は予行演習として水筒に水割りを詰め、それをちびちび飲みながら山道を辿り、山頂に着いたら矢張りそれを飲みながらおにぎりを食べるなど、時間を充分に楽しんでから下山にかかりました。
下山し始めて暫くしてから雨が降り出しました。
暴風雨ではなく、やや強めの雨だったのですが、意外にも思った程濡れませんでした。
山道にはいろんな樹木が生きていて、その葉っぱが傘代わりになってくれたようです。
自分に似合わず、何となく「自然」について考えてしまいました。
皮肉な事に、下山しバス停に着いた頃には雨は上がってしまいました。
自分の運の悪さに着いて考えてしまいました。

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