新しもの好きなM氏が、最新のカメラと最高の技術で撮ってくれたシャシンを一挙公開だ!
みんなしっかり脱力してくれ。
どうだ、脱力系にしては、賑わってるだろ。
しかしここにいる奴らの殆ど全部は、美味しい水目当てだ。
鷲沢風穴を目指す者はこの中には誰もいねえ。
鷲沢風穴も、虚仮にされたもんである。
これは、探検に訪れた者必読の「鷲沢風穴のいわれを一くさり説いた看板」だ。
大変に勉強になるし、風穴攻略のヒントも隠されている。
しかしよく見ると、何カ所か修正している事が解る。
少し黄色みがかった部分だ。
修正前がどうだったかが気になるな。
特に「その後」と修正される前の言葉は何だったんだろう?
自らを「その後」と修正された元の言葉が我々の悲哀を誘う。
これが注目の「科学資料館」への誘いだ。
このチープさ、よれよれ度が我々の心に染み込むんだ。
関係ないが、MacOSに標準装備のFEPを使い「かがくしりょうかん」を変換すると「化学飼料館」になるが、この看板は、むしろそっちの雰囲気にマッチしているぞ。
科学への道は、誠に狭く、誠に険しいものだ。
皆も、しかと心してほしい。
ついに到着。
これが「科学資料館」の偉容だ。
誠に堂々としている。
早まるな、勇姿とは建物を形容した言葉じゃない。
建物に付けられた看板の文字の事だ。
南京錠に完敗、玉砕した探検家の哀れな姿。
「入場無料」の表示を見つめる恨めしい眼差しが印象的。
と同時に、探検家の足の短さも凄く印象的。
(顔にノイズ掛けてるので、その目つきは皆さん想像してください。無修正版の画像をご希望の方は個別対応しますのでご相談ください。…そんな奴いないか)
これが、我々を完膚なきまで叩きのめした南京錠の近接写真である。
まさに、南京錠の中の南京錠と言うべきである。
敵ながら天晴である。
ふと傍らを見ると、鷲沢周辺の観光案内を発見。
しかし決して侮ってはいけない。
ここは、探検という極めて厳しい行為を成すべきステージなのだ。
観光ではない(*)。
ついに到来した敵の本丸攻略の時を前にして、緊張を隠せない探検家。
ドカヘルの着用が何処か、ぎこちない。
後方で水汲み作業に専念するじじいどもの溌剌とした姿とは好対照である。
これが風穴入口の様子だ(*2)。
ついに突入である。
突入後の様子はまた次回以降に続くということで…。
(*)
ぢゃあ「H市脱力系観光ツアー」なるタイトルは何なんだ?
というような事は、出来たオトナのヒトであれば、言わないもんです。
(*2)
この写真に写っている「風穴入口」という言葉のうち「入口」の2文字が、本編で少し触れた「独特のフォント」です。
最初は、そのフォントに関して、この脚注で簡単に済ませたものをUPしていたのですが、長文になってしまったため、次回「特別編」として独立させます。
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