2009-05-28

気合いについて

何事にも気合いというものが肝要であります。
迷惑メール対策にも地方紙への投書にも、兎に角、気合いが肝要であります。
しかし、気合いが入りすぎると、意図せず滑ることもありますので、皆さんご注意遊ばせ。

















(*)
写真をよく見ましょう。
迷惑メールに対する気合い十分であります。

2009-05-24

書き込みが出来ない文字

偉大なるまんせー大将軍をおちょくるシリーズは閑話休題とします。
今回は別の話。

先日、得難い温泉が廃止されてしまう事が判明して、その惜別の文章をここでも書きましたが、要するに私は結構温泉が好きです。
今日は日曜日で、久しぶりに一日を自由に使えたので、少し離れた所にある温泉に行ってきました。
行った温泉については、その感想等を日記代わりに、ある温泉サイトに投稿する事にしています。

今日行った温泉はまあまあいい温泉でしたし、私の通例に従って、件の温泉サイトに書き込もうとした所、エラーになってしまいました。







ふうん、機種依存文字でも使ってしまったかな?
私はMacユーザで、機種依存文字には気を使っています。
例えば①(まるいち)とか、㈱(かっこ株)とかは絶対に使いません。
確認してみましたが、案の定その手の文字は使っていないため、再度書き込もうとすると、やはり、







で、はじかれてしまう。
因に、書き込もうとしていたのは、

「全体的には好きな部類に入ると思います。
自宅から遠くないので、時々行こうと思います。
ただ、掛かり湯をしないでいきなり入浴したり、タオルを湯船にどっぷり浸けるバカオヤジが散見されたのはやや残念(何故かそーゆーマネをするのはバカ面したオヤジばかりで、途中で入ってきた茶髪の兄ちゃん達の方が、遥かに入浴マナーは良かったよ)。
最低限、ケツの穴やおちんちんを清めてから入浴するのがマナーですぜ、全く」


という文章(抜粋してます)。

うーん、そうかそうか。
何となく解ったぞ。
機種依存文字とか言う問題ではありません。
表現の問題です。

私はテストする事にしました。
まず、表現として最もヤバそうなのは「ケツの穴」だ。
結果は、










通りました。
このまま「投稿する」をぽちっとすれば、この「ケツの穴」の一文は掲載されます。
従って「ケツの穴」は問題ではない。

次にヤバそうなのは「おちんちん」。
昔、ダークダックスだか、ボニージャックスだかが「おーちんちん、おーちんちん」とかいう歌を浪々と歌い上げてたのを思い出す次第ですが、テストしてみよう。









通った。
おちんちんは行ける。問題ではなかった。

んー?
そうするとなんだろうな。
あとは、バカくらいだな。









ビンゴ!
これだ。
バカが問題なんだ。
ふうーん、そうかあ。
ここでは、バカをバカと呼ぶのは駄目なんだ。
おかしいな、おかしいな、おかしいなったらおかしいな。

例えばさあ「え×ひ×ん」って言葉があるけど、私が思うにこれは、たまたま、ある属性にある複数の人間に対して、個別性を無視して一律に根拠なく差別している言葉だから駄目なのであって、使っちゃいけないというのは当たり前。
根拠がないわけだから。

一方、「バカ」という言葉を使用する場合、現にバカな事をやらかしているある特定の人物に対してという場合が殆どであると思うのですが、それが何故駄目なのでしょう?
バカをバカと呼べない社会って、おかしくないですか?

何だか、公的な批判をあらかじめ予測し、先回りして自主規制して難を逃れようという姿勢のような気もしますが、考え過ぎかなあ。
しかし繰り返すけど、バカな事をやらかしたある特定の個人に対して「オマエはバカだ」と言うのには、何の問題もないと思うけどなあ。
「バカ」の使い方って、一般的にはそうでしょ。

でも、この場にこの手の真面目な話しは馴染まないんで、もうやめとこう。

最後に、同じ「バカ」群に属する言葉を試した結果は、以下の通りです。





























うーん…
「バカ」は駄目なんだけど、「ばか」も「馬鹿」も「莫迦」もOK。
バカの中にも差別性に強弱があるという事なのかなあ?

なんだかよくわかんねえなあ…。

(*)
このブログは「Blogger」というGoogle関連のサービスを使っているのですが、今回の「ばか」は勿論、「お*ん*」(実際には*は使用してません)・「基地外」等というかなりヤバい言葉を使用してますが、チェックはかかってません。
Googleという外人ベースの状況だからだろうか?
なお、一部の人間は「外人」も差別用語としていますのでご注意の程を。
しかし何故「外人」が差別なの?
例えば「心強い外人助っ人」なんて一節は、最上級の褒め言葉であっても、差別的表現であるとは思えない。

「かの国」公式サイト大特集だ!<その2>

前回は、WEB界で最強のサイトとも目されるネナラが提供する商品の中に、米国籍である筈のネズミを発見してしまい、深く感動しつつも疲れ果ててしまった。
その後、酒飲んでから更にしつこく見ていると、今度は、精密度ではやや劣るものの、矢張り米国籍のビーグル犬も販売されている事が新たに判明し、疲れが倍増してしまったことを付け加えておこう。

しかし疲れている場合ではない。
世界に対して、まんせーが何を売っているかを分析する事は重要だ。
何故重要なのかを冷静に考える必要はない。
重要な事は理屈抜きで重要なのだ。

というわけで、次は「着信メロディー」だ。
「着信メロディー」か。
流石、かの国は軽薄ではない。
何処かの島国では、軽薄にも「着メロ」等と省略しているが、ここでは原則通りフルスペルで記載だ。
早速中に入ってみよう。













……無味乾燥な感じである。

やはり、全体としては敵性言語で記述されており、その上肝心な商品名はすべて古代シュメール文字で表記されているため、私には何が何だかさっぱり解らない。
画像は一切なく(まんせーからのメッセージとして、各商品には敵性言語で「利用できる画像はない」と無味乾燥に書かれている。まるで門前払いだ)、サハラ砂漠に立っているかのような印象だ。

しかし、ここで引き返すわけにはいかない。
怖気を振るって、更に中に入ってみよう。
どれに入ろうか?
何だか、どれもこれもが危険なアイテムに見えてしまうが、左上にあるやつを選んでみよう。





だが待てよ。

この商品は$0.52とある。
ここに入る為にクリックしたとたん、いきなり課金されたらどうする?
請求書がくるのか?
はたしてどこから?
かの国からか?
古代シュメール文字で書かれた請求書なのか?
$0.52という代金は、いかにわたしがビンボーとはいえ、決して払えない金高ではない。
喜んで払います。
しかし、誰に、どうやって?
クレジットは使えないだろうから、かの国へ海外送金しなければならない。
どうすればよいのだろう…、
支払い出来なければ、かの国の工作員に拉致されてしまうのか?
それはちょっと嫌だぞ。

等と決済方法について激しく思案しながらぽちっとしてみた。



…またかよ。
また、敵性言語と古代シュメール文字かよ。
しつこいぜ。

敵性言語と古代シュメール文字の前に、私は立ち尽くすしかないのか?

しかし、しかたねえ。
このブログを見てくれている善良な1000万人読者(*1)の為に、俺は命をかけて、いろんな所をクリックしてみるぜ。

まず、
「クリックすりゃあ、でかくなるぜ」
と書かれている部分があったので、クリックしてみたら、例の、
「利用できる画像はねえ」
という文字そのものがでかくなった。

Downloadというところがあったので、クリックしてみたら、プルダウンメニューだった。
それだけだった。

安心してクリックできそうなのはこれだけだった。
あとは「Add to Cart」というボタンのみだ。
しかし、これをクリックするのは、流石に躊躇われる(*2)。
地獄への階段だ。
私はやらない。
ここは、君が代わりにやってくれ、矢野君
お願いします。

(*1)
勿論、嘘である。
そのようなチンケな数には留まらない程度のヒット数であると言う事のみ、皆様にお伝えしておく。

(*2)
実は私としては、常識的な決済方法が用意されており、且つ、少し試聴してみて笑えるような音楽だったら、真面目に買ってiPodに入れといて、みんなに自慢しようかな、等と考えたのです。
で、試聴できないかなと思って、いろいろ探してみましたが、出来ないようでしたので、購入には至りませんでした。

よう、まんせー、おめえはドケチだな。
太っ腹じゃねえなあ。
試聴くらいさせてくれよ、もう。

あ、ごめん。
おめえのシャシンみたら、太っ腹だったよ、あっはっは。
後頭部も、何だか知らないけど太っ腹なんだってな、わっはっは。

2009-05-23

「かの国」公式サイト大特集だ!<その1>

意外とも思われようが、それはちゃんと存在するのであった。

このリンクをクリックしてくれれば、いつでもそこに旅立つ事が出来ますが、

「行ってみたはいいが、PC経由で妙な病気に罹って、後頭部にすげえカッコいいデキモノが出来るのが恐い(*1)」

とビビる方が殆どだろう、と推測されます。
従って私が、謹んで皆様に成り代わり、このサイトの鑑賞ポイントを紹介しよう。

このサイトの名前は「ネナラ」。
儂は意味はわからんし、別に知りたくもないので、申し訳ないが各自勝手に調べてくれ。
ただ、一つだけ言える事がある。
それは、私にはこの「ネナラ」という言葉が、どうしても、
「オナラ」
に見えてしまう、という事だ。
或いは「ながら、おならした」の略語かもしれない。

さてまず、これがサイトのヘッダだ。



異常に細長くて恐縮だが、しかしどうだ、カッコいいだろう。
通常に商売っ気もあるようで「わたしの買物かご」もちゃんとあるぞ。

かの国を理解するためにはとても有益と思われるコンテンツも用意されている。

わたしは、各項目を恐る恐るクリックしてみた。

しかし残念ながら、私が使っているブラウザの調子が悪いようで、人差し指が折れる程クリックを繰り返したが、どうやってもそこから先に進む事が出来ず、結局「北朝鮮はどんな国」かも、「チェチェの芸術」はどんな物かも、一切知る事が出来なかった。

そうじゃなくて、もしかしたら、選ばれし者しか、そこに立ち入る事が出来ない仕組みになっているのかも知れない(*2)。
「入れるものだけが、入ってこい」
と、まんせーが暑く、ん、違う、厚く、ん、違う、篤く、ん、違う、熱く語っているかのようである。












一方で、容易に中に入る事の出来るコンテンツも用意されている。

先程のものとは違い、ここからは各コンテンツに簡単に飛べる。
しかし、気になるのは上から4つ目のコンテンツ。
他のコンテンツは日本語であるのに対して、これだけは、私の知らない、非常に難解な文字が書かれている。
いろいろな人に訊ねてみたのだが、誰も、どこの国の言葉なのか知らなかった。
どうやら、そもそもは陶板に刻まれた事に起源を求める事が出来るとされている古代シュメール文字らしいのだが、ひょっとしたら朝鮮語かもしれない。
詳細をご存知の方、是非私までお知らせ願いたい。
また、この難解な文字と、その横にいる、謎のサングラス女性との関係をご存知の方も、やはり是非わたしまでお知らせ願いたい。

それはさておき、早速私は、上から順にクリックしてみたのであった。






まずは「キャラクター・ルーム」からだ。
きっと可愛い、或いはカッコいいキャラクター満載だ。
それとも、意外にゆるきゃらかなあ、わくわくするなあ。
等と期待を膨らませていたのだが、
結果はこれだ。


うーん、ようわからん。
遠目にみると、人間の内蔵解剖写真にも見えるし、可愛くもないし、かっこ良くもないし、ゆるくもない。
鼻に花を突っ込んでいるように見えるのもある。
それらが、瘧にでも罹ったかの如く、ぶるぶるぶるぶる震え続けている。
どうも、気味が悪い。

ん!
今気づいたのだが、驚いた事に、このページは、かの国にとっての「敵性言語」が使用されている。
大丈夫なのだろうか?
まんせーは、怒っていないのだろうか。
他人事とはいえ、心配である。

しかも全てに値段がついている。
それら全てが敵国通貨で販売されていて、たいてい0.5ドル程度。
安いのか高いのかさっぱり解らない。

さらに下にスクロールすると、驚くべきアイテムが出現した。
これには本当に驚いた。


























例の彼(*3)である。
ついに彼も、中国に引き続き、かの国でも正式デビューしたようで、誠に嬉しい限りであります。
君も、あなたも、僅か$0.52払えば、この素敵なキャラクターを今すぐ入手できます。
絶対買いだろ、これは。

うーむ、もっと続けたいのだが、残念ながら紙枚と気力がつきた…
続きは次回にて…

(*1)
真相についてはこのサイトが非常に参考になった。
まんせー本人に関する記述ではないものの、親子関係という事を考えれば、まんせー自身についても同じ事が言えると思われる。
いずれにせよ、このサイトに於ける、事実に基づいた冷静な記述に好感が持てた。

(*2)
このサイト「オナラ」、じゃなかった「ネナラ」は、
Korea Computer Center in DPR Korea
なる組織が作っており、そこは、
「まんせーのオヤジとまんせーの細やかな指導と配慮により、1990年10月24日に創立された」らしいです。
当面の目標として、
「開発ずみの核心技術にもとづき、数年内にLINUXにもとづく朝鮮式の操作システムおよび応用プログラムの開発とコンピュータ応用ハイテクの開発およびサービス分野において世界の先進水準に到達し、世界市場で相応の地位を占めることを当面の目標としている」という事です。
Windowsベースではなくて、Linuxベースで開発を進めるという点は、マイクロソフトが嫌いな私と、姿勢が一致します。
安く上がるからな。
まあ、どっちでもいいけど、頑張って相応の地位を占めてくれ。
こいつらだったら、どんな不思議なサイトを作っても不思議じゃねえ。
まあ、どっちでもいいけど、頑張って相応の地位を占めてくれ。

(*3)
例の彼は、こちらでもご健在で御座居ます。

2009-05-21

薄笑いを浮かべる彼


事務の用件で会社に来た封筒に貼ってあった切手であります。
言うまでもなく、明日のジョーです。

笑っております。

何故笑っているか?
それはきっと、殴られ過ぎたからでしょう。

薄笑っております。

2009-05-20

ある青春の肖像


写真は、先々週に撮影されたものである。
可成りのスクープ映像である事は間違いないだろう。

みんな、見れば解るだろ。

ほら、彼だよ。

被写体は、党首選を控え、体力増強に努める為、毎朝の恒例行事であるジョギングをする民主党の岡田克也氏である。
彼は原理主義者である故、単なるジョギングであろうとも、走る以上はゼッケンを必ず装着する。
そして、シャシンに撮られる以上、原理主義者としては条件反射的にピースサインを出してしまうんだ。

ピースサイン、極めて好感が持てるポイントである。

しかしながら、プライバシー保護のため、そのゼッケン等、最小限の修正を加えている事には、読者諸賢にはご理解いただける事と思う。

この写真を見る限り、彼は非常に元気であり、党首選の更に先にある内閣総理大臣を見据えているようにも見える。

岡田、快走してくれ。
党首選に破れたことなんてのは、ちいせえ。
もしその事を、ぐじぐじぐじぐじぐじぐじぐじぐじ言う奴がいれば、そいつは極めて肛門が狭窄している野郎だぜ、だから気にすんな。
党首選なんてどうでもいいぜ、おめえはアタマを狙え。

という感じのシャシンです。

以上、嘘です。
では、西日本某県某市に在住の矢野君(*)、おやすみなさい。
いい夢を見てくれ。

(*)
まあ、言うまでもなく彼は実在の人物です。
彼自身は「この写真は50km過ぎに撮った写真だ、どうだ恐れ入ったか」等と無駄に力んでおるが、なあに、儂は「スタート後、だいたい50mを通過したあたり」だと踏んでいる。
で、実際の所はどうなんだ?矢野

2009-05-19

ねえ、これ


誰かに似てない?
ほら、彼。
掃除が好きなあの人をサイボーグにした感じ(*1)。

(*)
先日ちょっと近所の総合病院に救急外来にかかり、その時、患者取り違え防止の為に手首に付けられたリストバンドの留め具のシャシンですよー、おーでかけーですかー、れれれのれー(*2)。

(*2)
(c)Fujio Akatsuka

2009-05-18

赤石温泉白樺荘の廃止確定を憂う

いきなりで申し訳ないが、最新の静岡市広報紙によれば、静岡市営赤石温泉白樺荘が2009年6月末日をもって廃止されるとの事。
高品位の温泉が無料で味わえるという状況に対して、利用者たる我々が甘えてきたのは素直に認めるとしても、それにしても残念でならない。
この間の、寝台特急富士の時みたいに、今まで乗った事もないくせに必要以上に停車駅に蝟集し、廃止が確定してから未練たらたら「廃止はおかしい」とか言う一般人みたいには言わない(*)けど、でも、それにしても、極めて残念である。
控えめに言ったとしても、2009年6月30日をもって、日本が持つ貴重な温泉文化の代表が一つ、失われるわけである。

(*)
私は特に鐵ではないが、小学校の時から、時に触れ、特急富士には乗ってきた。
廃止の日じゃなくて、普通のときに乗っとけばよかったなあ、お前らはよ。

2009-05-17

30分で3県旅行

わたくし、年齢相応に温泉が好きである。
40を越えると、温泉が恋しくなり、時間と体力がある時等は、万難を排しても行きたくなる。
今日もそういう気分だったので、万難を排して温泉に向かったわけである。
残念な事に、わたくしが住んでいるエリアにはあまりいい温泉がなく、満足しようと思うと、遠出が必要なのだが、今日は愛知県にある湯の島温泉に行ってきたのだ。
鄙びた感じの、実に感じのいい温泉なのだが、しかし、本稿の論旨は、実は温泉ではない。
行ったときに、なんというか、ちょっとだけ面白い事が結果として起こってしまったので、その事を書くのだ。

湯の島温泉ってのは、愛知県の山の中にあり、現在は豊根村だが、以前は日本一のミニ村として知られた旧富山村と言った方が通りがいいかもしれない。
温泉場に早く着き過ぎて、また開いてなかったため、近くにある喫茶店にいって飯でも食おうと思ったのだが、ここもあいにく準備中。
やる事もないので、暫くクルマで更に奥の方に走って行くと、出し抜けに、可成り唐突に長野県に入ってしまった(*)。

いきなり長野県

わたくし、けっこう地図が読めない男ゆえ、山奥とは言え「ここは愛知県」という意識が強かったため、可成り驚き、そして感動した。
感動のあまり、わたくしはクルマの中で独り「おい、すげえぞ、長野だぜ長野」「ビックリだぜ」「やあ、いまオレ長野県走ってるんだ感動だな」「長野オリンピック」「思えば遠くへ来たもんだ」等と、独りつぶやき続けていた。
なんせ、この感動を即時伝えようにも、携帯は完全に圏外だったのでね。
しかしあまり深入りするとヤバいと思い、途中で引き返したのだ。

引き返しポイントから温泉までの途中に「大嵐(おおぞれ)」というJRの駅があり、この駅は湯の島温泉の最寄り駅でもあるのだが、その近くに「夏焼隧道(なつやきずいどう)」という変なトンネルがある。
夏焼隧道の奇妙さについては、ググればいくらでも出て来るので調べてください。
私は何回か来ていて、また寄ってみるか、程度の軽い気持ちで行ってみた。

久しぶりに隧道を通り抜けて、直ぐに引き返したわけだが(引き返す事しか出来ない隧道なのだ)、あとから冷静に考えてみると、JR大嵐駅は静岡県浜松市にある駅である。

 湯の島温泉(愛知県豊根村)⇒ 長野県道1号線(長野県天龍村) ⇒ 夏焼隧道(静岡県浜松市)

この間、僅かにクルマで30分。

どうだ凄いだろう。
まさに三俣蓮華岳状態である。
偶然とは言え、30分で3県制覇だ。
俺も結構やるじゃん。


大きな地図で見る

(*)
一応、念のために証拠写真。
これを見たとき、本当にビックリしたんだ。

なお、この写真を見ると、撮った時はすげえ晴れみたいに見えますが、実際には大雨で、県道1号線が土砂崩れになるのが恐くて早めに退散しました。

さらになお、別の発見として、静岡県道1号線−愛知県道1号線−長野県道1号線、ってのは、ずーっと一本の道でつながってるんですね。
道路番号の付与の仕方には、何かルールがありそうですね。

2009-05-16

連発していいですかね


キャプションは「××峠の自然を観察しながら下山する生徒」であります。
若者達が「自然やカモシカを観察し、学びながら」どっかの山を下山しております。
でも、こりゃどう見ても、ちがうよね。
セーガクさん達みなさん、こけないように足下に充分注意を払って歩いていて、自然へ眼差しを向ける余裕はないように見えます。
実際のところは、
「明日、塾のテストだから、下手にコケて、手首でも折ったら鉛筆持てねえからつまんねえぜ」
状態であります。

実は地方紙が面白いのではないか?

ここ暫く、地方紙ウォッチしようかなと。
そのきっかけは、これです。

今日は土曜日で、午後は休み。
自宅に帰って、地方紙を読んでいたら、この写真が載ってたわけです。
キャプションは、
真剣な表情作品制作に取り組む児童」
よおく写真を見て欲しいのですが、どう見てもこの児童、可成り疲れているようで、とても真剣な表情には見えない。
それ以前に、「作品」の「製作」に携わってる態度には、とても見えない。
絵じゃなくて、あっちの方を見てる。
何だか、すごく投げやりに見えちゃう。
絵がへたくそなのに、いやいや郊外に来て絵を描かされ、つまんなくて、ぼーっとしている雰囲気濃厚であります。

--------以下想像--------
想像するに、シャシン撮られちゃった彼はこう思っているわけです。
「あー、早く帰って饂飩食って遊びてえなあ。暑いし、嫌だし、くそったれめ」

その一瞬を活写し、無理矢理「真剣な表情で作品の制作に取り組む児童」などというキャプションを付ける記者も凄い。
実は、記者たる彼(或いは彼女)は、とってもとっても沢山写真を撮ったんだけど、この写真が一番良く撮れてたのでしょうね。
他の写真はぶれてたり、被写体が小さくて使えなかったりで、素材としてはこれが一番だった。
彼(或いは彼女)も、実は被写体たる彼を見ながら「こいつ、やる気ねえなあ」と思いつつ、使えるのがこれだけだったので、まあしかたなく無理矢理かっこいいキャプションをつけて、新聞に載っけたわけです。
--------想像ここまで--------

で、なぜこんな現象が起こるのか?
地方紙では「やる気のない地元民」は、存在しない事になってます。
そういうお約束なのです。
だからなの。
地元民や地元行政は常に前向きで、問題解決能力があり、みんな篦棒に民主的で思いやりがあり、ボランラリー精神に満ちあふれ、全部ハッピーだぜ状態です。
地元行政にさからったら、すげえまずい事になる地方紙の世界ではな(*1)。
結果、この場合、被写体自身は「かったりー」(*2)と思ってるのに、「地元民にやる気のない人はなし」という地元紙原則に基づき、彼は「真剣な表情で制作」している状態になってしまい、そのギャップが失笑を招くわけです。

この法則で地方紙を見ると、実に面白い。
暫く続けてみよう。
やり方としては、
「地方紙に目を通し、面白そうな(つまり、自分の意識とギャップの大きい)記事を見つけたら、その紙面をシャシンで記録し(*3)、それを、まあ、なんというか、こき下ろす」
というスタンスでいきたい。

著作権法的に、可成りヤバいかもしれないなあ。

(*1)
睨まれたら、おまんまの食い上げだしな。
解るよ。
俺も上司には逆らわないもんね。
逆に、国政レベルでは、全国紙(つまりY紙やA紙)よりも遥かにマトモな事を書きますよね。
地方行政に対してもマトモな記事書けばいいのに。

(*2)
古すぎる言葉ですかね。
そうだったら、一応反省するけど、多分俺は懲りないだろうな。

(*3)
どっかのニュースサイトから直でリンクを貼って、その記事をあーだこーだとひねくり回すのは、個人的にはすげえカッコわりいと思います。
そーゆーことやってるお前ら、大人だったら、紙に印刷された活字くらい読めよな。

若いやつにとっては

当たり前かも知れねえが、携帯から直接ブログに投稿出来るんですね。
この投稿がそうなんですがね。
便利な世の中になったもんじゃのう。

で、携帯から投稿して、それがどうしたの。
どーでもいいじゃん、出来ても出来なくても人生かわんないし。

あと、どうせ<#HEART>(*1)とか<#OYAJI>(*2)とかは、どーせ表示出来ねえんだろ。

ざまあみやがれ、けけ。

(*1)
ハートの絵文字。

(*2)
ハゲ頭の絵文字。

ガキの喧嘩の様な言い掛かりですね。
我ながら暗然たる思いだ…




















------------------------------------------------------

以上が携帯から投稿した内容ですが、絵文字に関しては、何となく想像できるのが笑えました。
写真を添付したらどうなるかも試してみたら、ちゃんと表示されるのですな。
因にこの写真は、携帯の中に入っていたものを適当に選んだだけで、あまり意味はありません。
まあ一応説明しますと、今週水曜日の昼に、会社近くのうどん屋で食べた鴨ざる饂飩の大盛りです。
是非皆様もお試し遊ばせ。

国内には普遍的に存在しているらしいが…

私は初めて見た。
あなたもその存在を知っているか、或いは、あると予測はしているとは思う。
しかしそんなあなたも、意外に実際に目にした事はないと思う。
それはこれだ。
「ああ、これね。今時流行らない貼紙ネタだな」
「南伸坊じゃあるまいし」
などと言われるのは、先刻承知。
しかし、実際に見つけ、且つ、衆目の中で恥ずかしさを堪えて写真を撮り、剰えブログにアップする等という行動を実際にとる大人は、世界広しとは言え、きっとそうはいまい、ふふ。

しかも、よく見てくれ。

「専用」の「専」の字を良く見てくれ。
「専」のようで「専」でない。
見ていると、何か背中がむず痒くなるような感覚を覚えないか?
実はこれは、暗号なのだ。
何者かが、日本国内で暗躍する某国の活動員に、極めて重要なサインを送っているのだ。

回りくどく言うのはやめにして、真相をズバリとお伝えしよう。

そう、この暗号は、かの絶対的権力者たる「Man Say!」が、我が国に解き放っている活動員に、
「禁煙は体に良くない」
「今すぐに煙草を口にせよ」
「そうしないと、後頭部にかっこいい腫瘍のようなものが出来てしまうぞ」
という警告を与えるサインだったのだ。
恐ろしい。

因に、わたくし、この貼紙が貼られた箱の中を恐る恐る覗いてみたところ、あな恐ろしや、中の風景は、地獄のような悲惨さであった。
全国のペット愛好家の皆さんにとってはショックな報告になると思うが、許してほしい。
哀しみを乗り越えて、真実を語らなければならない時もある。

貼紙の通り、中はペットでぎっしり埋まっておりました。

意味がない投稿だ。
許してくれ。

2009-05-15

禁煙の是非

煙草はいけねえ。
人類として、決して吸ってはいけねえ。
今日日、各地の大学生はTimerを嗜んでいるようですが、君らはまあ、勝手にトリップしてて下さい。
しかし、煙草だけは決していけねえ。
なぜ、決していけねえのか?

答えるまでもなかろう。
答えは一つ。
かの、やたらに粗造品たるミサイルをぶっぱなす国の国防委員長、偉大なるまんせー大将軍が
「煙草はいけねえ」
と、言っていたし、まんせー自身も実際に禁煙してたからです。
仮定の話として、煙草というものが、全人類が是非嗜むべき、すげえ健康にいいものだとしても、それは決して嗜んではいけねえ。

何故か。
それは、かの、やたらに粗造品たるミサイルをぶっぱなす国の国防委員長、偉大なるまんせー大将軍の発言は、常に全て正しいからです。
「煙草はいけねえ」
とまんせーが言えば、どんだけよくてもいけねえのだ。
だから、かの国の人民は、×××××な状態で××の××××××××でも××って××××なのだ。
××××っで×××××って事だね。

つまり理屈は、ねえんだ。
まんせーが絶対なのだ。
まんせーが(最近聞かなくなったけど)
「喜び組はすげえ」
と言えば、そのねいちゃんたちは、やっぱすげえのだ。
とにかくすげえんだよ。
実際に凄いかもしれない。

だから、わたくしも、煙草はいけねえと思っていた。
ところが、だ。
なんじゃこりゃあ!
まんせーはつまり、
「煙草は健康にいいんだ」
という意見を、世界中に表明したんだ。
数年前まで、彼の後頭部には、すげえかっこいい腫瘍のような物があったが、まんせー曰く
「喫煙のおかげで、へんなデキモノが消えました」
との事らしい。
「画像処理で消した?なんだその画像処理って。それ食えるのか」
なんていうことは全然言ってねえぞ、まんせーは。

世界の中にあって絶対的な権力を持つまんせー。
こいつが言ってるのだから、間違いねえ。
禁煙を敢えて撤回し、煙草を吸う。
かっこいいぜ!まんせー。

煙草は健康にいい。
全世界の人間が吸うべきだ。
この論理に間違いはねえ。
だって、そうだろ。
まんせーが、言ってんだぜ。
これが言動一致ってやつだ。
敵国日本の新聞にも、まんせーが持つ力で記事を掲載させたぜ。

だから私は今日も、ハイライトメンソールを、美味しく頂いてます。
だって、カッコいいまんせーが、煙草は健康にいいって言うから。
「お〜い、まんせー。俺もオマエみたいに煙草を吸うぜ!まんせー!」
状態です。

2009-05-10

時々このひと

私のブログに来て頂いているのですが、で、ところであんた、誰なんだ?

大学時代の友人の皆様方

お元気ですか?
そうですか、元気ですか。
それは素晴らしい。
44過ぎのおっさんおばはんになっても、お元気で何よりです。

特に音楽関係の友人の皆様方。
その中でも更に「R」の文字が頭につくグループに所属されていた皆様方。
お元気ですか?
そうですか、元気ですか。
それは素晴らしい。
まさかとは思いますが、特定検診で腹囲がひっかかっちゃった奴とかは、いないだろうな。

ということで先日、わたくし、ちょっと身辺整理をしていたのですが、部屋の片隅からあるVHSビデオを見つけました。
おっとっと、これは以前非合法に入手したヤバいビデオかな、と思って確認してみたら、これがまあ、そこには涙が出るくらい懐かしい映像が納められておりました。

ここで思い切って公開してしまおう。




しかしこれ、笑えるなあ。
活動していたのはもう20年以上も前で、貧乏だった事も手伝って、当時から我々の風体は妙におっさん臭かった(女性のメンバーに関しては、一身上の都合でコメントを避けます)ように思う。
兎に角、貧乏だった。
リーダーなんか、増えた楽器やいろんなアタッチメントをトランスポートする為に、可成り思い切ってセリカを買ったのだが、それはあちこち凹み、塗装が劣化して極めてくすんだ小豆色をした事故車だった。
5万円だか10万円だったと思う。
当然カーステレオなんてものはなく、床に安物のラジカセを転がしていた。

そういやあ、別のバンドのギタリストも、ある日やはり可成り思い切ってクルマを買ったのだが、これも格安の不人気モデルカローラセダンで、雨降りの翌日には、トランクが水槽に変わるのであった。

上の画像は、10年以上も前のもので、我々が社会人(てか会社人)としても中堅どころになったくらいの時のものなのだが、何だか平均的な「会社の中堅」以上に妙におっさん臭い奴がいるなあ。
常に、平均以上におっさん臭いメンバーが揃ったバンドであったなあ。

YouTubeは勿論、通常のビデオをそのままUp出来ないので(出来るかもしれないが、私は知らない)、テープからデッキのHDDに一旦落とし⇒DVDに移し⇒Macのハードディスクにコピーし⇒フリーウェアを使ってVOBファイルをMPEG4に変換し⇒やっとこさUpしました。
はあ、疲れた。
44歳のおっさんがやる作業ではないな全く。

で、友人諸君。
Upされた画像を見ると可成り荒れています。
もう少しマシな画像を見たい場合には、此の下にあるメール投稿ボタンを使って知らせてくれい。
DVDに焼いてなんぼでも送ってあげるよ。

さて兎に角、昔のメンバーの中で、此の動画を最初に見つける奴は誰だろう?
自信を持って言うけど、きっと誰も見つけないと思うな。

最後に、個人的な感想。
かつて我々が所属していた軽音楽のサークルには、高中正義の完璧なコピーをする男、可成り先進的・構造的なプログレッシブロックを展開する一方で「僕のアナルはー、菊の花ー」等という歌を平気で歌い上げる先輩、風体からは全く想像できない程の澄み切った高音で小田和正のカバーをする短躯太めの男、普段はエロ話しかしないくせに叩き出せば完璧なフージョンドラムをこなす奴、弾丸のようなチョッパープレイを何時間でもこなせる奴等、多士済々だった。
その中に逢って我々のバンドの個人個人はテクニックもなく、華もなく、地味だったが、だけど我々は奇跡のような集合体で、何故かは知らぬが、凄いバンドだったと思う。
下手なりのメンバーが奇跡のように集まって、シンコペーションを多用した、そこそこにクオリティのある、なかなかスリリングなロックを作ってきたと思う。
夢のように出逢って、夢のような時間を過ごせたと、今でも思っている。

10年ぶりに逢って、僅か30分程度の音合わせだけで、昔よりも一つ上のグルーヴ感を紡ぎ出せたのは、我々だからこそだと思っています。
しかし、ドラム。
オマエ、走り過ぎだこの野郎!

はは、爺さんの、昔話でした。

2009-05-07

ふるさとの馬鹿祭りをこきおろす

祭りはこじんまりとやるのが一番です。
なんというか、行政的単位で言えば、町内会とかそのくらいの範囲で、祭りが元来持っている意味を忘れないよう、きちんと静かにやるのがいいですね。

静岡県西部の町(街に非ず)に引っ越してきて10年以上になりますが、毎年GWともなれば、私の住んでいる町を含めて、この辺の地域全体が人も、はたまた町そのものも、その全てが馬鹿菌に冒され退行し、正月でもないのに凧揚げに勤しんだり、嘘っぽい山車を出汁にして酒を飲み、日露戦争当時もかくやと思わせる進軍喇叭みたいなのを吹き鳴らして夜どうし騒ぐのですね(*)。

迷惑だ。

殆ど全員がヤクザを思わせる格好に身をやつし、徹夜で騒ぐんだなあ。
なんとかしてくれよ。

まさに、ふるさとの馬鹿祭り。
静岡県西部の、外人住居率が異様に高いこの街は、GWの期間中は、馬鹿げた祭りに浮かれています。
今、巷間で騒ぎになっている新型インフルエンザより遥かに危険だろう。
なんとかしてくれよ。

私自身は仕事の関係で、GW期間中は祭り会場にある会社に出勤しており、そうすると必然的に、基地の外に住まう人々が、朝から酒を呷りながら馬鹿化しているが嫌でも目に入っちゃうわけです。
見たくもないのに。
それを見ていると、その祭りに加わっている人間は、ほぼ全員が機知の外ですね。
なんとかしてくれよ。

皆さん、そのような状態になるのが至極当たり前と思っているらしく、可哀想に、年端も行かぬ小さな子供達も、朝から酒飲んでふらふらになっている機知外人間である自分の親と同じような基地外じみた格好をさせられて、町を歩かされているわけだ。
なんとかしてくれよ。

みんな、このお祭りのそもそもの意味をわかっててやっているのかな?
俺は知らない。
別に知りたくもないし。
だけど、毎年毎年毎年毎年毎年毎年毎年毎年毎年毎年毎年毎年毎年毎年毎年毎年飽きもせず参加している基地の外に住んでいる皆さんは、知ってやっているのかな?

既知の外に住まう馬鹿が町にあふれて、私は迷惑している。
この期間は、出来れば、既知外エリアから脱出したいが、仕事上それも出来ない。

全く、精神衛生上極めて重大な差し障りがある。

この、危地の外が繰り広げる馬鹿祭り、これがあるという一点だけで、引退したら、この町からは、さっさとおさらばしたいと、真剣に考えている。
くそったれめが。

(*1)
下の写真は、ある戦場カメラマンが決死の覚悟で馬鹿どもの中に潜入し、そいつらを撮影した貴重な一枚。
いかに危険な馬鹿どもであるかが、まざまざと感じられる一枚だ。
この後これを撮影した戦場カメラマンは行方不明になり、暫くしてから、大阪南港海底部分で、コンクリ詰めになった状態で発見された。
何者かに消されてしまったのだ。
彼は事情を知り過ぎたのだろう。(*2)




















(*2)
相変わらず、嘘ばっかり。

2009-05-06

Google検索 魔術師説

このブログは、内容的な意味は全くなくて、まあ嘘っ八なヨタ話ばかりなのだけど、数日前にも、脚注等も含めて全編是嘘というの(*1)を載せてます。
その中で、架空の団体である「全国暴対指定団体交流会」というのを登場させました。
そのブログをアップした直後「ん。この『全国暴対指定団体交流会』って概念、結構凄いな。ひょっとしたらこんなコンセプトをもつ団体がどこかに実存するのでは?ホントにあったら愉快だなあ、行ってみたいなあ」などと思って、アップ後数分してから「全国暴対指定団体交流会」をキイに早速検索してみました(*2)。

すると、

という結果になったわけです。

その検索結果に驚きました。
ブログをアップしてから検索するまで、そんなに時間は経過していないのにも関わらず、いきなり自分のブログが検索対象となっていたのには、正直可成り驚いた。
Googleはどんな方法でWEBの世界を検索しているかは知らないし、説明されても多分解らないと思うのですが、何となく「検索対象になるまでには、きっと数日はかかるのだろうな」と根拠なく思っていたのです。

おかしいぞ…
この現象は科学ではとても説明できない。
Google社は何かこう、人智を越えた魔術でも使っているのではないか?
そう感じるのは私だけだろうか。

同社にあるのは高性能なシステムなんかではなく、実は世界の秘境から集められた何百人もの怪しげな魔術師集団であって、そいつらがそれぞれ自慢の一子相伝の秘技魔術によって、謎の呪文を唱えながら身を捩らせて検索作業をしているのでないか?
ではないと、こうも早く、この意味のないブログまでをも対象として補足できる理由が説明できないではないか。

読者諸賢はどう思われるだろうか?

あんたらはきっと、
「いやそうじゃないんだ魔術師なんていないんだ。検索エンジンがどうたら、ロボット検索のああたら云々…」
等と、私には到底理解できないコンピュータコンピュータしたカタカナ用語を駆使して、もっともらしく科学的に聞こえる言葉で私に説明しようとするだろう。
しかし、あんたらがどう思おうと、あんたらが私にどれだけ一見科学的な説明を私に施そうと、私は「Google魔術師集団」説を採り続けるだろう。
ではないと、こうも早く検索できることが説明できないではないか。

従って、私は次の通り予言したい。

魔術師といえども、加齢は進む。
加齢に伴い、彼らの魔力も落ち、検索速度は落ちて行く。
また、自らの能力の限界を迎えて仕事について行く事が出来ず、
「Googleは永遠に不滅です!」
などと叫びながら同社を後にする魔術師も増えて行く筈だ。

あと何年か経てば、

の括弧内の時間数は、0.10秒から次第に増加し、仕舞いには13時間43分59.324秒と変わるだろう。

断言する。
儂の言う事に嘘はないぞ。

(*1)
Bくん。出汁に使ってすまない。
いつか何か奢ってあげるから、快く許してほしい。
いつかな。

(*2)
結局、そんな会はありませんでした。

2009-05-05

淡い恋心

××君×。
××××××××思うのに、近××××。
×××、心××××××、難しい。
だけど、×××、×だけ××。
せめて、××、××声×。
遠い××。

2009-05-04

濃厚な接触


新型インフルエンザの影が日本にもちらついてきた昨今でございます。
勤め先の会社がサアヴィス業ということで、顧客との接触も多い為か、新型インフルエンザの基礎知識とQ&AみたいなPDFが社内のグループウェアで回ってきました。
ふんふん成る程と思いながら読み進めると、気になる一節が。
感染が疑われる者の一例として、

「10日以内に、新型インフルエンザ(豚インフルエンザH1N1)に感染しているもしくはその疑いがある動物(豚等)との濃厚な接触歴を有する者」(*1)

と記されていた。

ふうん…
そうか…
豚との濃厚な接触か…

ふうん、考えさせられるよな。
どんな接触なんだろうな。
どんなんかな?どんなんかな?
どのくらい濃厚なのかな?

まあ皆さん、濃厚な接触については何事につけ十分お気をつけ遊ばせ(*2)。

(*1)
詳しくはここの別紙1-(3)-イ-イ)を参照。

(*2)
いわゆる「遊ばせ言葉」。
上級、或いは自らを上級と勘違いしている女性が昔使っていた。
これもレッドデータブック入りしてます。
因にわたくしは男性です。
御免遊ばせ。

2009-05-03

社会の逆転化を嘆く

A:
ヤクザは好きかね?

B:
好きな人なんておらんでしょう。
もしかして、ヤクザやってる本人もそんな自分が嫌いかも知れません。

A:
そうだなあ。
今日日のヤクザは嘗て持ってた反社会性もないしな。
普通の会社みたいになってると聞くし。
シノギのために、下手な一般企業よりも先進的な取り組みしてて、ヤクザの枠からはみ出しちゃってるところもきっとあるよ。
そこに目を付けた、就活しても就活しても内定が貰えない優秀な学生の一部が、そっち方面の業界に流れてたりしてね。
「あそこの本体は暴対指定なんだけど、組の外で巧妙に設立した関連会社がなかなか凄くてね、おれ勝手にエントリーシート送っちゃったよ」
なんてことがあったり。

B:
で、シート受ける側にも実はちゃんとした人事セクションとかあったりして。
「お、このセーガク(*1)さん、なかなかいいぞ」
とか言って、相思相愛。

A:
ほんとほんと。
国立大出身の人事専任の若頭補佐とかがいてさ、そいつは勿論同期の中じゃ出世頭なんだけど、そいつが、
「09年度は、我が組へ優秀な若い衆を誘導できる最大最後のチャンスである」
なんて月初めの幹部組員全体会とかで激飛ばしてる。
で、組長も何だか雰囲気に飲まれちゃって、直々に下っ端組員へ、
「下手なシノギやっとる時間あるんやったら、おまえら全員リクルータとなって、出身校回ってこいやぁ」とか言い出す始末。

B:
新入りの下っ端なんかは、
「採用実績ゼロのヤツはエンコ(*2)落としたる」
とか人事の奴に脅されちゃって涙目になってる。
もう恐くて、
「ワシの中学(最終学歴)には、そんな優秀なもんはいません」
なんてとても言えないの。

A:
一方じゃ、仕事上がりに飲み屋に寄った若手と中堅組員なんかが軽く一杯やりながら、
「先輩、もう電信柱に『やる気のある組員募集!意外に綺麗な職場です/○○組』なんて貼り紙して集める時代じゃないですぜ」
と真剣に話してる(*3)。

B:
先輩も先輩で、
「そやなあ、確かに時代が変わってきとるのう。もうそろそろH報堂とかD通とかと組んで、メディアミックスで募集に取り組むべきや、って、若頭補佐に提案するかのう…」
と答えてる(*3)。

A:
生き残る為にこんなに頑張ってる組もあるって言うのに、一方じゃこのザマだ。
見ろよ。


B:
んー、少し見づらいですけど何々…

何とかー!(原典:恐るべきさぬきうどん。少し古いな)
組の会長が軟禁されて金奪われたって!?

A:
軟禁?
そんな生易しいもんじゃないぜ。
監禁。
犯人は40代の配管工とからしい。
配管って、水道配管も入るのかな?
だったら、クラシアンの奴かもな?

B:
篦棒に素晴らしい野郎達ですね。
クラシアンの野郎でなければですけど。

A:
見上げたもんだよ。
クラシアンの奴じゃなけりゃあな。
で、そいつらの動機というか、そいつらが犯行に踏み込めた理由はね、
「ヤクザだったら絶対に警察に言わない」

B:
うーん!なあるほどぉ!
思わず膝を叩いちゃったよ。
明日の日本を生き抜くには、こいつらみたいな「逆転の発想」が大事だよ。
でもクラシアンの奴だとしたら、単なる猿知恵*ま*こ野郎ですけどね。

A:
実際その発想は当たっててさ、会長は言い出せなくて、結局は関係者から寄せられた情報で警察は動いたらしい。
会長が言えなかったのは、多分恥ずかしかったからだろうな。
しかしこの「関係者」って何モンだろうなあ。
きっと会長はさ、そこらにいた実直そうな下っ端を会長室にこっそり呼んでさあ、
「君。実はこれこれこーゆー事があったんじゃ。部外者のフリしてサツに連絡してくれんか?ええっと、君、この事は絶対誰にも言うなよ。そのかわり、ほれ、1万円あげるから」
なんてちょっとしたドラマもあったやに聞いてますけど(*3)。

B:
新聞にも出ちゃったしこの会長、もう組員からナメられて、明日から偉そうな事言えなくなるなあ、きっと。
業界内でも爪弾きだよ。
毎年恒例の「全国暴対指定団体交流会」が熱海辺りで開かれるんだけど、そこでは「あいつみたいなことだけには絶対ならないようにしような」なんて言われ方されちゃって(*3)。
少し可哀想な気もする。
きっと人情派のいい会長だったんだよね。

A:
逆に犯人の方はパンピーの癖して、
「カネ払わんかったら、嫁娘かっさらって売り飛ばしたんで、ゴラァ!」
等と凄んだらしいぜ。
完全に立場が逆転してる。
末世だね。
でも、クラシアンのアルカイダ的お*ん*野郎だったら別に当たり前かもな。

B:
ヤクザの業界紙(*4)なんかでもこの傾向は深刻に取り上げられていて、
「最近目立つ、一般人のモンスター化」
「どう防ぐ、組員の受傷 〜識者に聞く」
「組外暴力対策委員会を組織する組が急増」
「一般人から暴行を受けた際の労災認定までの手順」
なんて特集が組まれてる(*3)。

A:
荒れてるな、この業界。
やっぱりこの業界には、若い将来性に満ちたタレントが沢山入って明るい未来を築いてほしいね。

(*1)
この言葉も最近は聞かなくなりました。
ガクセーさんの事ですが、もうレッドデータブック入り間近です。

(*2)
エンコーディングの略、リニアPCMをMP3にしたり、非圧縮の動画をDivXにしたりすること。
という意味もありますが、ここでは「指」の隠語です。
ところでDivXって何だよ、食えるのかそれ?
おれっち日本人にも解るように説明してくれないか?

(*3)
以前述べたように、Aは作話症なので、想像上のバカ話なのにも関わらず、それがさも事実であるかのように断定的な文体になるのは理解できます。
が、指摘したいのはその傾向がBにまで現れ始めたという事です。
良い傾向です。

(*4)
ホントにあるかと思っていろいろ探しましたが、流石に紙媒体のものは見つけられませんでした。
やはりしかしWEBの世界は広くて深い。
こんなん見つけました。
有料ニュースサイトではありますが、ヘッドラインというか、記事の冒頭部分だけは無料で読む事が出来ます。
カテゴリを「ヤクザ・任侠道」で絞ってお楽しみ遊ばせ。


注)今、精神的に荒れていて、それが文脈に影響してる事は認めますが、それを咎めるあんた。
もっと大人になりなさい。
あんたにもそんな時があるだろ?

哀悼



言葉がない。
謹んで冥福を祈る。
写真は、
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/obituary/?1241273165
より。