2009-05-23

「かの国」公式サイト大特集だ!<その1>

意外とも思われようが、それはちゃんと存在するのであった。

このリンクをクリックしてくれれば、いつでもそこに旅立つ事が出来ますが、

「行ってみたはいいが、PC経由で妙な病気に罹って、後頭部にすげえカッコいいデキモノが出来るのが恐い(*1)」

とビビる方が殆どだろう、と推測されます。
従って私が、謹んで皆様に成り代わり、このサイトの鑑賞ポイントを紹介しよう。

このサイトの名前は「ネナラ」。
儂は意味はわからんし、別に知りたくもないので、申し訳ないが各自勝手に調べてくれ。
ただ、一つだけ言える事がある。
それは、私にはこの「ネナラ」という言葉が、どうしても、
「オナラ」
に見えてしまう、という事だ。
或いは「ながら、おならした」の略語かもしれない。

さてまず、これがサイトのヘッダだ。



異常に細長くて恐縮だが、しかしどうだ、カッコいいだろう。
通常に商売っ気もあるようで「わたしの買物かご」もちゃんとあるぞ。

かの国を理解するためにはとても有益と思われるコンテンツも用意されている。

わたしは、各項目を恐る恐るクリックしてみた。

しかし残念ながら、私が使っているブラウザの調子が悪いようで、人差し指が折れる程クリックを繰り返したが、どうやってもそこから先に進む事が出来ず、結局「北朝鮮はどんな国」かも、「チェチェの芸術」はどんな物かも、一切知る事が出来なかった。

そうじゃなくて、もしかしたら、選ばれし者しか、そこに立ち入る事が出来ない仕組みになっているのかも知れない(*2)。
「入れるものだけが、入ってこい」
と、まんせーが暑く、ん、違う、厚く、ん、違う、篤く、ん、違う、熱く語っているかのようである。












一方で、容易に中に入る事の出来るコンテンツも用意されている。

先程のものとは違い、ここからは各コンテンツに簡単に飛べる。
しかし、気になるのは上から4つ目のコンテンツ。
他のコンテンツは日本語であるのに対して、これだけは、私の知らない、非常に難解な文字が書かれている。
いろいろな人に訊ねてみたのだが、誰も、どこの国の言葉なのか知らなかった。
どうやら、そもそもは陶板に刻まれた事に起源を求める事が出来るとされている古代シュメール文字らしいのだが、ひょっとしたら朝鮮語かもしれない。
詳細をご存知の方、是非私までお知らせ願いたい。
また、この難解な文字と、その横にいる、謎のサングラス女性との関係をご存知の方も、やはり是非わたしまでお知らせ願いたい。

それはさておき、早速私は、上から順にクリックしてみたのであった。






まずは「キャラクター・ルーム」からだ。
きっと可愛い、或いはカッコいいキャラクター満載だ。
それとも、意外にゆるきゃらかなあ、わくわくするなあ。
等と期待を膨らませていたのだが、
結果はこれだ。


うーん、ようわからん。
遠目にみると、人間の内蔵解剖写真にも見えるし、可愛くもないし、かっこ良くもないし、ゆるくもない。
鼻に花を突っ込んでいるように見えるのもある。
それらが、瘧にでも罹ったかの如く、ぶるぶるぶるぶる震え続けている。
どうも、気味が悪い。

ん!
今気づいたのだが、驚いた事に、このページは、かの国にとっての「敵性言語」が使用されている。
大丈夫なのだろうか?
まんせーは、怒っていないのだろうか。
他人事とはいえ、心配である。

しかも全てに値段がついている。
それら全てが敵国通貨で販売されていて、たいてい0.5ドル程度。
安いのか高いのかさっぱり解らない。

さらに下にスクロールすると、驚くべきアイテムが出現した。
これには本当に驚いた。


























例の彼(*3)である。
ついに彼も、中国に引き続き、かの国でも正式デビューしたようで、誠に嬉しい限りであります。
君も、あなたも、僅か$0.52払えば、この素敵なキャラクターを今すぐ入手できます。
絶対買いだろ、これは。

うーむ、もっと続けたいのだが、残念ながら紙枚と気力がつきた…
続きは次回にて…

(*1)
真相についてはこのサイトが非常に参考になった。
まんせー本人に関する記述ではないものの、親子関係という事を考えれば、まんせー自身についても同じ事が言えると思われる。
いずれにせよ、このサイトに於ける、事実に基づいた冷静な記述に好感が持てた。

(*2)
このサイト「オナラ」、じゃなかった「ネナラ」は、
Korea Computer Center in DPR Korea
なる組織が作っており、そこは、
「まんせーのオヤジとまんせーの細やかな指導と配慮により、1990年10月24日に創立された」らしいです。
当面の目標として、
「開発ずみの核心技術にもとづき、数年内にLINUXにもとづく朝鮮式の操作システムおよび応用プログラムの開発とコンピュータ応用ハイテクの開発およびサービス分野において世界の先進水準に到達し、世界市場で相応の地位を占めることを当面の目標としている」という事です。
Windowsベースではなくて、Linuxベースで開発を進めるという点は、マイクロソフトが嫌いな私と、姿勢が一致します。
安く上がるからな。
まあ、どっちでもいいけど、頑張って相応の地位を占めてくれ。
こいつらだったら、どんな不思議なサイトを作っても不思議じゃねえ。
まあ、どっちでもいいけど、頑張って相応の地位を占めてくれ。

(*3)
例の彼は、こちらでもご健在で御座居ます。

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