2010-05-08

中年の大暴走その1 <謎の佐久間⇒水窪エリアを放浪する6>

で、大嵐駅に到着。
この駅の写真は、ググればそれこそ馬に食わす程わさわさヒットしますので、わざわざ載せません(撮影はしましたけどね)。


あ、そうだ。
今回の「中年の大暴走その1」シリーズの写真は全て同行のM氏の手によるもので、同氏自慢のPanasonic DMC-GF1での撮影です。


しかし意外にもわしらは大嵐駅を軽やかに無視し、更に進むのであったのです。
目的は、言わずと知れた静岡r288。
全国の険道・廃道マニアが垂涎する、究極の廃道であります。
今回わしらは軽装のため、大嵐側のほんのさわりの部分のみの、言えばまあ「体験ツアー」みたいなもんですね。


改めて地図で確認しましょう。



大きな地図で見る


ふんどしみたいに細長い地図で誠に恐縮でありますが、中央を流れているのが天竜川です。
天竜川は上から下、つまり北から南に流れています。
その右岸を走っているのが、今わしらが通ってきた愛知r1で、上の方にある大嵐駅から、下の方にある佐久間電力館という所を繋ぐようにして左岸を走っているのが、件の静岡r288であります。


この地図だけ見ると、佐久間電力館から暫く北方向、少なくとも数kmかは、何だか車で普通に通れそうな書き方になってますね。
が、実際には佐久間電力館を過ぎてすぐに厳重なゲートが設けられており、徒歩以外では進入する事は出来ません(ただし、進入できないだけで、暫くの区間は路面崩壊等はなく、十分に車で走行できる状態らしいです)。

また、大嵐駅側にしても、佐久間側のように黄色くは表現されてないものの、少なくとも廃道や通行困難な道に良くある破線みたいな表現ではない(大嵐駅から暫く南に向かう部分の真っ直ぐな破線は通行可能な隧道)ですので「何とか行けるんちゃうか」という気にさせます。
が、矢張り実際には、その隧道を抜けた直後から道路は崩壊しており、前にも書いた通り、自転車はおろか、徒歩での通行も危険です。


で、今から、その大嵐側から車で行ける所まで行き、そこからは徒歩で危険のない所まで行ってみようと言う訳であります。


それでは出発です。

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